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チェンジは人馬一体でうまくいく

NuWorks鹿嶋さんのブログです。

ジェイソン・リトルがリーン・チェンジマネジメントについて話してくれました。昨年2020年3月に刊行した書籍に詳細は記述があります。

開催したイベントはこちら
(オンライン) ジェイソン・リトル氏講演 リーン・チェンジマネジメント Gathering

アジャイルに必要なものは2つあります
ひとつは、リーンチェンジマネジメントは道具であり実践
もうひとつは、チェンジ・アジリティーは信念理念

2つのメタファーをあげて、このアジャイルに必要な二つを語りました。

ひとつはフィンランドの「シス」SISUという言葉が創り出す「可能性モデル」です。

フィンランドには「シス」SISUという言葉があります。それは「忍耐」を意味です。感情や情動としてのあり方、心のあり方を描いております。プロセスやフレームワークではないのです。この言葉は私が大勢を変えるためにどう考えているかの一例です。

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The Finnish Miracleの本
著者のNylund氏によると、この「SISU(シス)」という「行動志向の考え方」は、少なくとも500年以上根付いているもので、「毅然とした決意、強さ、勇敢さ、意志力、忍耐力、不屈の精神」というような意味になります。

2つめのメタファーは、マツダのデザインフィロソフィーである「魂動 Kodo Design」です。

鼓童のデザインは「動物の爆発的な動き」に触発されており、その線で「外部の鋭さを伝える」ものです。

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だから、技術は2番目です、理念が1番目です。
リーンのことを考えるとトヨタは考え方・哲学であり、西欧諸国は、思想を受け入れず、それをプロセスとして受け入れ採用しました。結果として、 欧米の自動車メーカーが日本の車づくりに対抗できず、苦労したのは皆さんご存じだと思います。

Change Agilityは、自分の延長線上にあるもの

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一般の人は、リーン・チェンジマネジメントをメソッドやフレームワーク、ツールと解釈していますが、私はそう呼んだことはありません。
Change Agilityは、あなたの信念が使う道具と矛盾する場合、道具はあなたを助けないということは明らかであると言っています。

もしこの変化が、人々への敬意や隠された信念に沿ったものでなければ、完全に間違ったものとなり、効果はありません。
リーン・チェンジマネジメントを導入しても効果はありません。

私はChange Agilityを、自分という人間の延長線上にあるものだと考えています。
それはあなた次第であり、あなたが取り組んでいるその状況とどのように関わっているかによります。もし変化が社会的に複雑なものであれば、それは人として自分自身に関わることになります。それが私の考えです。
しかし、それは状況によります。自分が興味を持っている人、周りの人との関わり方、その延長線上に自分がある。その変化が社会的に複雑なものであれば、自分が何を考え、誰であるかがとても重要になります。
それが私の考える「変化への俊敏性 チェンジ・アジリティー」の定義です。

葛飾北斎の「富嶽百景」の波のように、高い波が船を動かして人を動かす

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私たちは他人を変えることはできません。私たちは可能性を示すことしかできませんが、最終的に選択するのは本人なのだから、他の人からオープンにして、受け入れられるようにする。つまり、あなた自身も覚悟を持ってそれを望む準備をしなければならないということです。

「言行の一致は、さらなる一致を促す」

そのようにするために、バージニア・サティアのモデルを活用し変革を捉えています。彼女は「言行の一致は、さらなる一致を促す」と言っています。

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それは私たちが快適になるために、そして安全で不快な方法で行うことです。 人々が同意し、どのように前進するかが重要になります。
プロセスよりも、人間関係や対話が大切です。

変革者としてのあなた自身の振る舞い方が言っていることと、やっていることが一致していることがとても大切です。

以上が、このイベントで話された重要なポイントになります。

とても深い話を、参加したみなさんの質問に答えながら丁寧に話していただけました。彼の姿勢がとても真摯で誠実さが伝わる素敵な時間となりました。

質疑はLean coffeeスタイルで、英語が苦手な方も、日英に翻訳しながら円滑なやり取りができました。これも新たな学びになりました。

チェンジを学ぶには

このチェンジの考え方を学ぶワークショップが開催されます。興味がある方はご参加ください。

[11月] (オンライン) DXリーダーシップ ー リーン・チェンジマネジメントから学ぶ組織の変容

 

イベントの様子

 

イベント運営メンバー