新入社員向けのオンラインチームビルディング研修を実施しました

今年に入って新型コロナウィルスにより企業研修の形態も大きく変化しました。
NuWorks合同会社でも多くのワークショップ、企業研修がオンラインへとシフトしています。

今まで対面で行っていた研修がオンラインになり、自宅からの参加も可能になりました。オンラインでどこからでも参加ができる便利な面もある一方、個々の通信環境の問題などがあるのも課題です。
今後ますます拡大していくであろうオンライン研修について、先日行ったNTTコミュニケーションズ株式会社様のManagement 3.0「チームビルディング研修」をご紹介させていただきます。

(掲載の許可をいただいております。)

 

NTTコミュニケーションズ株式会社様では、全社的にリモートワークを推奨しており、現在社員の約8割超がリモートワークを実施しています。

今回の研修はなかなか対面で会うことができない約220名の新入社員の同期同士が「より仲良くなる、相手のことを知る、相手を理解する」が大きなテーマでした。
また、この研修後自分の職場のチームに戻った時に実践できるチームビルディングの参考になることを考慮しつつ、内容を構成しました。


テーマ:同期との関係を深め、仲間意識を高める

目的:①同期間の深い繋がりの形成

②職場で実践できるチームビルディングノウハウの習得

成果:お互いをもっと深く理解する リモートでチーム感を持って働くことの実現を目指す


人数が200名を超えていたので、午前、午後と2つのグループに分け、その中で5名1チームでグループ分けを行っていただきました。ブレイクアウトルームでのワークを多く取り入れ、メンバーと深く対話を促進するように心がけ、チームは最初から最後まで同じチームで行いました。

研修では自分たちで選択し考え、チームを形成していくという「『自律したチーム』になりましょう!」とお伝えしました。
Management 3.0のワークショップではチームの自己組織化を大事にしています。

ワークではチームが活性化し、うまく回るよう進行役としてファシリテーターを置きます。これも大切な要素です。
私たちも全体のファシリテーターではありますが、チームには介入しません。
もし、進行に迷っていたり、困っているシーンがあれば導きながら助言させていただく程度です。あくまでも主役は参加者の皆様です。

 

自己組織化とは何か?それによってどのような効果が生み出されるか、ファシリテーターとは何か?その役目とは?をまず最初にお伝えし、研修の進め方と約束ごとをお話してからワークショップに入っていきます。

 

今回の研修はすべてManagement 3.0で構成されています。

 

研修で使用したManagement 3.0プラクティスについて少しご紹介いたします。

 


パーソナルマップ:チームメンバーのことを知ろう!

事前課題で書いていただいたものを画面でシェアし、メンバーのことを知っていきます。

 

その後、チームメンバーの共通点を探して、チーム名を作成しました。

個性的で全部読み上げたいくらい素晴らしいチーム名前が出そろいました。
チーム名と「なぜその名前にしたか」の由来のストーリーが温かくて良かったです。全員の気持ちがそこに込められていて感動してしまうほどでした。
このようなチーム名作成の場合、名前のみに着目してしまいがちですが、私たちはその背景にある気持ちや由来を聞くことを大事にしています。

組織は人の集まりです。個性の集まりとも言えます。
まずは相手のことを理解し、同期はもちろん、部署のメンバーとも今後も仲を深め、素晴らしいチームワークを築いていってもらえるとうれしいです。

「自分で自己紹介するのではなく、相手に質問してもらう」パーソナルマップ。
ぜひこれからも活用してみてください☆

 

ワーカーハピネスとモチベーション:「仕事で楽しかったことは何ですか?」

 

ムービング・モチベーターズ
あなたの仕事でのモチベーションは何ですか?

上位3つを挙げ、それぞれの理由も一緒にメンバーと話してもらいました。
言葉の概念は人によって少し違ったりもします。

「私はこのカードをこのように捉えて選びました」など、その背景を伝えると相手にさらに理解してもらいやすいです。説明するときにその人の考え方がプラスされるので、カード一枚からモチベーションの他に思考や物事の捉え方が反映されるように思います。

導入が簡単なモチベーションのカードですが、このエクササイズは実はとても深いのです。
相手の意見を理解し尊重する。

相手のモチベーションを知るだけでなく、その奥にある感情や相手への尊重も体感できるエクササイズです。

 

KUDOカード:相手へ感謝の気持ちを伝える

今日の気持ちを感謝のカードで送りましょう!

KUDOカードはこちらからオンラインで作成できます。

「また飲みに行きましょう!」「SNSでつながりましょう」「このチームでよかったです!」
ブレイクアウトルームでのぞかせていただいた中でもそのようなカードが数多く見られました。

たくさんの笑顔を見ながら私たちも元気をもらいました。

同期は同じタイミングで入社した仲間です。これからとても心強い存在になると思います。
ぜひこのご縁を大切に、仕事でも仕事以外の場所でも多くのつながりを生み出してもらえたらとてもうれしいです。


この研修を実施するにあたり、内容構成を一緒に考えてくださったNTTコミュニケーションズ株式会社の人事の皆様には心より感謝申し上げます。内容がブラッシュアップされ本当に素晴らしいものになったと思います。それが最後に少しご紹介する皆様からのうれしいご感想につながったと感じています。

研修の中でも最後にお伝えさせていただきましたが、私たちも人事の皆様と最初から最後までリモートで打ち合わせ、実施までを行ってきました。わずか2か月という短い期間ではありましたが、私たちのチームビルディングもうまくできていたのではないかと思っています。

 

メールという文字だけのコミュニケーションでは分からないものが、画面を通して人となりが分かるようになります。しぐさや言葉の端々からも相手が理解できるようになります。
リモートワークでは「ビデオカメラをONにしたくない」というご意見もありますが、顔の見える関係は仕事を行ううえでコミュニケーションがスムーズになり、言葉の真意や感情などが伝わりやすくなるので、心理的な距離が縮まります。

インターネット環境が整っていてカメラをONにできるのであれば、私たちはぜひ顔を見ながらのコミュニケーションをおすすめします。

チームビルディングは、同じ会社のメンバーで行うものもあれば、まったく違う環境の人たちと構築することもあります。仕事だけに限りません。

一緒にプロジェクトを行うときのステップとして相手を知ることから始まります。
まず、相手が誰であるか、お名前からうかがうかと思います。そこから、相手がどのようなことをしているかを知り、どのような考え方をしている人なのか知っていくのではないでしょうか。

このようにチームビルディングはあらゆるところに溢れています。
部活、サークル、習い事、子どもの仲間、関係の構築は日常で多く経験する場面があると思います。

 

Management 3.0は考え方であり、フレームワークではありません。自分たちのチームに、組織に合うようなプラクティスを選んで低コスト(紙やペンなど)で簡単に導入することが可能です。
Management 3.0はチームビルディングに向くプラクティスがまだまだ多く存在します。価値観やコンピテンシー、権限移譲など、相手を知っていくことから始まるプラクティスが他にもあります。

今回はチームビルディングに使う3つをピックアップしましたが、ぜひManagement 3.0の考え方を知り、今後も皆様に楽しく手軽に実践していただければと願っております。これからもNTTコミュニケーションズ株式会社様の益々のご発展を心よりお祈り申し上げます。

最後に新入社員の皆様からいただいたご感想を一部ご紹介させていただきます。

 


・同期との関わりを価値観の共有の場と合わせて実感できる研修でした。

・リモート環境でもチームメイトと交流ができ、横のつながりが出来たと感じる

・リモートでも手軽に実践できる内容でした。パーソナルマップの共有ではグッと距離が違づいた気がします。チームに持ち帰って実施したいと思います。

・チームビルディングをするうえで重要な人間関係構築方法と、チームのモチベーションを保つうえで大事なモチベーターズ、小さな感謝を示すことの大事さを認識できた

・自己組織化について知れた。

・日々の業務の中に、短時間でいいのでこのようなチームビルディングのような話が出来るよう実践してみたい。

・業務でも必ず誰かと一緒に働いているので、相手のことを知ることの重要性を改めて感じた。

・配属先が違う同期のこれまでの取組みなどは、これまでフランクに共有する機会が少なかったので、共有できてよかった

・3時間ほどで初対面の人とここまで仲良くなった経験がなかったので、貴重な時間を過ごせた。
・コミュニケーションをとる際に、どんな観点で話すとよいかが学べた。

・今回は初対面の相手が多い中、しっかりとコミュニケーションが取れた。そのため、既知の人とは更に深いコミュニケーションが取れると思う。

・コロナでコミュニケーションがとりにくい今だからこそ今日やった内容は役に立つと思う。KUDOカードなどを直接チームに取り入れることは難しいとは思うが、感謝を伝え合うことで良好な関係を築けるというヒントを得られた。

 


200超のご紹介しきれないくらいのとてもうれしいご感想をいただきました。
このようなフィードバックは私たちのモチベーションになります。事実、午前の会でいただいたアンケート結果は午後の大きなモチベーションになりました!

 

研修後、人事の奥山 亜美様よりご感想を頂戴しました。


“今年の入社式および入社後研修は、新型コロナウイルスの影響で1度も出社せずにフルオンラインで実施しました。新入社員が一度も出社しない研修は、会社初の試みでした。

入社後研修においては、オンライン環境であっても、新入社員が積極的にアウトプットでき、配属後に役立つようなカリキュラムを届けたいと思いました。

元々予定していたカリキュラムの9割はオンライン化できましたが、対面で行う方が効果があると当時判断したチームビルディングについては4月は実施せず、時期を見送りました。

しかし中々世の中の状況は好転せず、会社としても「リモートワークでどのようにチームワークを確立し成果を出していくか」という方針になっていきました。

新入社員同士の横の繋がりが希薄であることは問題だと感じていたので、

少しでも繋がりを作りたい、という想いと、オンラインのチームビルディングノウハウを伝えることが彼らの職場でも役立つと思い、本研修を企画しました。

NuWorksさんにおいては、Management3.0メソッドをどのように伝えれば新入社員に伝わり、職場に持ち帰ってチームで活かしてもらえるか、何度も深く議論したうえで、大分カスタマイズしていただました。
今後も社内で是非実践していきたいと思います。
この度はご協力いただき、誠にありがとうございました。”

今回の研修をご担当された人事の方々

(左から NTTコミュニケーションズ ヒューマンリソース部 人材開発部門
小林友道様、奥山亜美様、都築和久様)

 

新入社員の皆様、人事の皆様、どうもありがとうございました。