こんにちは、杉山です。
6月5日でNuWorksに参画してから丸5年が経ちました。
5年をいい区切りとして、今回は私が誰でどんな働き方をしていてなぜNuWorksで働いているか書こうと思います。
「くみこさんはどうしてNuWorksで働いているのですか?」というよく聞かれる質問を始め、以下の項目をブログに残そうと思います。
今後NuWorksとご縁がありそうな方の参考になれば幸いです。
①NuWorksとの出会い
②私の働き方
③誰
④なぜNuWorksで働いているのか
NuWorksとは?
始まりは5年前、友達だったステファンからメールで何かの翻訳の依頼があったことでした。
数回翻訳のやりとりしたある雨の日「自分の会社で翻訳を手伝ってくれないか」と正式に?一本の電話をもらいました。
忘れもしない、あれは今日のような雨の日でした。
当時小学校一年生の娘には下校不安があり、私は精神的に結構ギリギリのストレスフルな日々を過ごしていました。
一人で家まで帰れない状態で、幼稚園の時のバス停まで毎日同じ時間に迎えに行っていました。
これは結果的に1年続き…かなり鍛えられ、翌年には私の精神は「達観」の域に入っていました。
私は当時はITのスタートアップの会社で、立ち上げたばかりの会社の諸々を整える事務スタッフをしていました。
そこでは、4月になる前から「フルタイムで働いてくれないか」という話があり、学童の申請準備をしていたところ、入学したら娘に問題が起きてしまい、「働かないでほしい」「下校の時間にはバス停にいてほしい」と懇願され、板挟み状態で心が疲弊していたところだったのです。
フルで働けない→仕事が限られる→13時には帰らなければならない(3時間労働)
そんな選択肢しかなかったので、ひとまず翻訳は引き受けることにしました。
そんなことから私のNuWorksの日々が始まりました。
(今思うとあの頃、娘に100%寄り添えたことで、娘自身が安定し、自律的になったことが結果として良かったと思っています。)
働き方
私は社員ではなく、パートタイムで働いています。
NuWorksではManagement 3.0のsalary formula(サラリーフォーミュラ)と言う給与計算式を使っています。
ベース金額があってそこに時間とコミットメントを○%を掛け算するような計算式です。
コミットメントをパーセントで伝えるって今まで見てきて経験してきて
これはなかなか企業に浸透するには難しいなと感じています。
コミットメントという目に見えないやる気のような意志のような貢献のような感情の部分を数字に換算することは、自分でしか測れなく、主観に頼るところがあり、とても難しいのではないかと思っているからです。
コミュニケーションやチームワークとか、結構問題になるその部分は、目に見えないものだからこそ
気持ちのすれ違いとか考え方の違いとか、目に見えないものを見えないもので対処するから難しいのだと感じています。
(複雑なものを複雑で対処する、みたいな言い方になってしまいました…)
というわけで、私のコミットメントの現状は55%ということになります。
つまり、フルタイムワークを100%としたら私はその約半分の55%の力量で働いている計算になります。
(ちょっと、分かりにくいですよね。そんな感じです。)
つまり、裁量労働です。
誰か
私は新卒ではアパレル資材を扱う専門商社で働いていましたが、実際に配属された部署は、すごくざっくり説明をすると、海外に生産を依頼して、国内のお客様にそれをお渡しするという仕事でした。
他には、アパレル資材の販促としてとあるプロジェクトメンバーになり、販路拡大を行ったりしていました。
ここでは、東京の女性総合職第1号で採用され、この頃から女性の地位とか、働き方とか、社会的なことに色々関心を持っており、女性起業家コンテストにも応募したこともあります。
女性の働き方とか起業家とか改革とか、そんな言葉が好きです。
子育てを経て、なぜかIT系会社2社目です。
どちらもありがたいことにお誘いを受け、決して私がIT出身でもなく、精通もしていないアナログ人間であることをまずは強く皆様にお伝えしたい次第です。
なぜNuWorksで働いているのか
実は、2,3年前まではドーナツ屋さんと仕事を掛け持っていたのですが、NuWorksだけで働くようになった時、
当時一緒に働いていたアルナブさんが「やった〜!」ととっても喜んでくれたのです。
その一言が「ここに集中しよう」となんだか必要とされてる感を感じた大きなきっかけでした。
そして、IT界隈の用語が全く分からない私に「翻訳チーム」を通して知り合ったたくさんの方々が受け入れて、サポートしてくれたことも、とてもうれしかったことの1つでした。
あの日以来、ずっと温かい思い出として心の中に残っています。
ITは全くの異業種でしたが、あの雨の日の電話をもらうことがなかったら絶対に知り合うようなことがなかったであろう方々と今こうして働けていることが奇跡です。
この5年間、本当にたくさん方とお知り合いになれたこと、フランクな付き合いができる方が増えたこと
気になったら聞ける人ができたこと、メンションしてお話ができるslackの関係性ができたこと。
本当に本当に皆様に感謝しています。
何よりも、何だかよく分からなかったManagement 3.0という世界に出会い、ファシリテーターになり、IKIGAIファシリテーターになり、COOになり、この5年間で大きく環境が変化しました。
常に飽きが来ないこのNuWorksという職場が日々おもしろく、ステファンにはとっても感謝しています。
よく「エンゲージメント」を説明する時に私のNuWorksの関係を例示しますが、
実は、「ロイヤリティ(忠誠心)」に近いのかもしれないと最近気づいてきました。
ありがたいことに、たくさんの方から相談や質問のDMをいただくことがあるのですが、それも嬉しいことの1つです。
そして、「くみこさんがいなかったら、NuWorksは存続しないのでは…」なんて感激してしまう(?!)言葉を複数いただいたことも私の原動力になっています。
「承認」と「関係性」をムービングモチベーターの上位に挙げている私にとって、仕事をするというのは
マズローの欲求で言えば、上位2つ、自己実現と承認のところが最も重要です。
成長なくしてモチベ上がらず、です。
(なかなかいい表現)
最近は、私の仕事の範疇が多岐に渡りすぎてよく分からないことになっていたのと、自己実現の中でもう1つの自分である「日本語教師として地位を確立する」ことを目標にしているので、境界線を設けるため前線からは退いています。
ですが、これまたありがたいことに、自分の得意とする「書き仕事」で評価してもらえたり、注目してもらえたり、前線に立たなければならないこともまた増えてきました(笑)
小さい会社で働くところのメリットは、自己実現がしやすいところにあります。
また、自由と好奇心を持ってやりたいことをのびのびできて、パフォーマンスが出しやすいことも枠にとらわれたくない自分のようなタイプには合っています。
そして、多様性が多いこと。ここも重要です。
特に鹿嶋さんがジョインしてくださってからは本当に自分の中で大きく成長したと感じています。
誰と協働するか、どんな環境で働くかはとても大事です。
私は自分の役割をバランサーだと思っています。
なぜNuWorksで働いているのか
それを問われたら「この仕事がおもしろいから」。
この一言に尽きると思います。
成長ができてやりたいことが達成できて、好きな人たち、尊敬できる人たちとおもしろいことを協働できる。
おしゃべりできる。
そんなところが最高に楽しいのです。
ステファン、鹿嶋さん、いつもありがとう。
これからも色々なことをしつつ、人と人とを繋ぐ架け橋になり続けられたら最高だなと思っています。
これからも皆様からのDMや心の声をお待ちしています!
そして、楽しいことをさらにさらにやっていけたら良いなと思っています。
いつもご支援してくださる皆様には心より感謝申し上げます。
思い浮かべる方のお顔が多すぎて…クレジットを入れたらA41枚になりそうなくらいです。
6年目も引き続きNuWorksと私をどうぞよろしくお願いいたします。
Sincerely,
Kumiko